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切符収集記&登山行記

切符収集記&登山行記

大井川へ

大井川へ

旅行期間:平成15年7月18日
訪問標的:大井川鐵道

【プロローグ】

大井川鐵道へは2、3回行ったことがあるのですが、近鉄や京阪の車両が入線した昨今の様子は全然目にしていないので、前々から訪問したいと思っていました。また、他の方のサイトで見たのですが、JR連絡の往復硬券と寸又峡へのバス連絡硬券は、このご時世によくぞ残ってくれているというモノだけに入手したいとの思いが募っておりました。で、車で行けば、東名阪~東名でラクに行けそうなので、夏休みを1日とって出発しました。

【訪問】

ここのところ寝不足気味の日が続いたため、もぞもぞと起きだすと7時過ぎ。この分だとSL列車の発車時刻には間に合わないなぁ、とか思い出すともうダメです。結局、家を出たのは8時過ぎでした。名阪国道、東名阪と進み四日市まで来たところで「そういえば、伊勢湾岸道路って走ったことなかったよなぁ・・・」との思いが頭をよぎり四日市から一路、豊田を目指します。平日のためかいつもそうなのか、道はがらがらで湾口部を橋で渡ったりして豊明着。と、あれ?東名高速はどこ??というわけで私はそれまで知らなかったのですが、伊勢湾岸は豊明までしか届いておらず、東名高速にのるためには地道を走らねばならないのでした。帰宅してから地図を見ると、豊田ICが豊明からいちばん行きやすそうでしたが、そんなことを知らない私はカーナビの言うがままに国道1号線を東へ東へと向かいます。かなり道は混んでいて、岡崎ICから東名にあがった時点ですでに11時過ぎ。これではSL列車の金谷発には間に合いません。上りでは蒸気機関車が後ろ向きになるので、下り列車を撮りたかったのですがどうにもなりません。次回への宿題ができてしまいました。

浜名湖の休憩所で一休みした後、相良牧の原ICから新金谷を目指します。金谷の駅へ降りていく途中で、右手に下界が広がる感じで「台地から見おろしているんだなぁ」と実感しながら金谷市街へ。最初は、新金谷の駐車場に車をおいて乗ったり撮ったり買ったりを楽しもうと思っていたのですが、だいぶ時間が遅くなったので駿河徳山まで車で行き硬券を購入、その後、新金谷まで戻って家山まで列車で往復としました。
で、線路につかず離れずして北上する国道を走って駿河徳山を目指したのですが、ところどころ小峠を越える区間ではアップダウンとカーブがきつい道で目が覚めました。途中、田野口駅で列車を撮ることにします。川沿いの塩郷駅にも魅かれたのですが、他の方のサイトで「田野口駅では花を植えている方がおられ駅に花が絶えない」との話を聞いたので決めました。やってきたのは元近鉄特急車。少し曇り気味の天気ですが、次の日雨だったことを思えばラッキーなほうでした。
その後、もう一足伸ばして駿河徳山へ。ここでは、井川線連絡の準常備券と「大井川鐵道」表記になった田野口までの片道券および入場券を購入。今どきめずらしく自動券売機もなく昔ながらの駅という雰囲気です。
その後、新金谷まで戻り今度は列車に乗ってみます。乗車したのは元京阪の列車で、「あー、運転しんどかった」と風景を愛でながら乗り鉄を楽しみます。川の流れに目をやり、茶畑を眺めつしているとあっという間に家山で、「もうちょっと乗っていたかった。次回はせめて千頭まで乗ろう」と心に誓ったりします。家山ではSL列車と交換。入れ違いに発車して行ったのでカメラを出す間もなく残念。
さて、気をとりなおして硬券を買います。ここでいちばんの目的にしていたのは、JR連絡の往復硬券ですが、「静岡まで往復」と告げると「これ高いけどいいの?前に子どもで買って行った人がいるけど」と気を遣っていただきます。真ん中に三角形の切れ込みが入るか入らないかだけの話ですが、せっかくこれが欲しくてここまで来たので完全なかたちで欲しいものです。「せっかくだけど、大人で」と告げます。他に最安区間、急行券も購入しました。補充券もありましたが、「新金谷で買えばいいか」と見送りましたが、これが失敗でした。家山のほうが古い様式だったことが後ほど新金谷で判明したりします。
家山駅には数年前訪問したことがあり、その際は東京在住だった両親のもとへ行く途中でした。たしか夜7時頃の列車で金谷~家山を往復したのですが、あたりは真っ暗で風景が見えなかったことが悔やまれたことを思い出したりします。
家山では20分ほどの滞在で、新金谷へ再び戻ります。新金谷では、寸又峡温泉へのバス連絡券、JR連絡の準常備券が主目的です。バス連絡券を買うと告げると、「これ高いよ」と親切に言っていただきますが、これも主目的のひとつなので購入します。硬券のほかに補充券もつくってもらい、今回はこれで収集終了です。 車両、駅、切符。いろいろな面において大井川鐵道は魅力的で、ぜひぜひ近いうちに再訪したいと思っています。今度は、今回訪問できなかった井川線区間も行ってみたいものです。 <おしまい>



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